解体から内装仕上げへ──お寿司屋さんリノベーション

こんにちは、建築雅です。
前回のブログでは、店舗リノベーションの計画とイメージパースをご紹介しました。
今回はその続編として、解体工事から内装仕上げまでの現場の様子をレポートしていきます!

お寿司屋さんとして生まれ変わる空間が、少しずつカタチになっていく様子。
日々変わっていく現場の状況を、写真とともにお届けします!


目次

解体工事|今回は必要箇所のみを解体

今回の工事では、全体の解体は行わず、もとの建物の構造をできるだけ活かす方針で進めていました。

なので、残すところと解体するところを明確にして進めていきます。

リノベーションあるあるなのですが、工事をしている中でどうしても干渉してしまう部分や

進めてみないとわからないような想定外なところは、状況次第で解体していくこともありました。


大工工事|空間の骨組みをつくっていきます

一部の解体と調整を経て、いよいよ本格的な大工工事へ!

  • 新しく造作する間仕切り壁
  • 厨房と客席の間のカウンター
  • 天井の下地や照明用のボックス設置

など… 少しずつ形になっていきます!

図面で見ていたものが立体的に組み上がっていく様子は、やはり何度見ても楽しいものです😊

客室のプライベート感を大切にしつつ、カウンターでは大将とお客さんのコミュニケーションが取りやすいよう意識した設計になっています。


内装仕上げ|クロスが貼られ、お店の雰囲気がより明確に

いよいよ仕上げの工程へ。
クロスが貼られ、床や巾木、建具の設置も進み、空間はほぼ完成状態に

ブラックを基調としたシックな内装に、ポイントとなるアクセントカラーを合わせて
” 落ち着いてお寿司を楽しめる空間 “ができあがりました◎

特に照明の設置後は、壁の素材感や陰影がぐっと引き立ちます!

パースで見ていたイメージがそのままリアルに現れたような感覚でした。

  

実際、イメージパースと写真を合わせてみるとほぼ一緒でした👀

【 上:パース / 下:写真 】


工事完了へ ―

今回の工事を通して感じたのは、
リノベーションとは、残すもの・壊すもの・加えるものを選ぶバランスの仕事だということ。

もとの空間を活かしながら、現場の状況に合わせて判断し、お客様の理想に寄り添っていくことが大事です。

リノベーションは、新築とはまた違う難しさがあり、それもまた良いところだなと感じます✨


この投稿で、お寿司屋さんリノベーションの工事レポートは完結となります。
今後は、お客様のオープン準備とともに、空間が本当の“お店”として動き出します!

お店が地域の方々に愛され、長く続いていく場になりますように。
そんな想いで、建築雅はこれからも一つひとつ丁寧に手がけていきます。

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